クレーン運転士

クレーン運転士には国家資格が必要

クレーンは工事などを行う際に、大きな資材を移動させるのに欠かせない乗り物です。
いろいろな形のクレーンがありますが、どれを運転するにも国家資格が必要になります。
クレーンの資格には2種類あり、ひとつは「移動式クレーン運転士」、もうひとつが「クレーン・デリック運転士」です。

移動式クレーン運転士は、その名の通り移動するクレーンを運転する際に必要な資格で、よくトラックにクレーンがついていたりするのを見かけることありますが、ああいったクレーンを運転する際に必要になります。
クレーン・デリック運転士の資格は、工場などにあるクレーンを運転する際に必要になるので、工場勤務を希望しているのであれば、こちらの資格を取得してください。
たまに、クレーンの免許を取るのにどちらの資格を取るべきか悩むという人がいるようですが、それは今後働く会社の業務内容によって異なります。

試験の流れや合格率について

クレーン・デリック運転士の資格は比較的合格率が高く、4割以上の人が合格できるようです。
受験資格は特にありませんので、何歳からでも受験できます。
試験は学科と実技に分かれていて、学科は筆記試験でクレーンに関する問題や、電気関連の問題が出題されます。
実技は実際にクレーンを運転したり、運転をする際に必要な合図についてテストされるようです。

試験を受けるにあたり、旧クレーンの免許を取得している人や、揚貨装置運転士の免許を持っている人には免除科目があります。
そのほか、移動式クレーンの教習を受けた人など、一定の条件を満たしていると科目免除が適用されますので、事前にしっかり確認した上で願書を申し込みましょう。
「安全衛生技術試験協会」のホームページに、試験について詳しく解説されています。

クレーン運転士の年収と需要

クレーン運転士の年収は、平均すると410万円前後といわれています。
サラリーマンの平均年収と近いので、決して年収が低いというわけではないようです。
女性でもクレーン運転士として活躍している人は多く、女性だからといって年収が著しく下がるということはありませんので、手に職を持ちたい女性にも狙い目の仕事ではないでしょうか。

試験勉強の方法としては、資格を運営している「安全衛生技術試験協会」で推奨している書籍やテキストを見ながら勉強したり、すでに工場などで働いている人は、資格を取得して実務に入っている先輩などから教えてもらいながら勉強しています。
特に実務経験がなく、これから手に職をつけるために資格を取得したいという人は、どんな現場で働きたいのかを明確にした上で、移動式クレーン運転士かクレーン・デリック運転士の資格か、どちらを選ぶかをよく検討してください。

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